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「繰り上がりのある足し算」の訓練のBです。
<B> 足すと11以上になるケースの訓練です。
11以上になるのは、次の20通りの組み合わせだけです。
2, 9
3, 8 3,9
4, 7 4, 8 4, 9
5, 6 5, 7 5, 8 5, 9
6, 6 6, 7 6, 8 6, 9
7, 7、 7, 8 7, 9
8, 8 8, 9
9, 9
(1) 1円玉と10円玉での理屈の理解
2+9と9+2は、組み合わせが同じです。<A>段階での出来しだいで、どちらかを先にします(出来がもう一歩なら、9+2 が先)。
9+2は、9+1で十円玉1個になる訓練ができているから、9+1+1にしてしまえばいいわけです。
すると、
これで、理屈は完了です。
すぐに、9+3、9+4、とつづけますが、9+5あたりからは、答えを予測させながら進みます。1円玉5個から4個を残して1個を動かし、9個のほうといっしょにすれば
予測が正解なら、子どもにコインを使って証明させます。証明できると、子どもは喜びますよ(予測が不正解なら、親がコインで説明します)。
次の8+3からも予測させながら進みます。
「足してちょうど10になる」場合と異なるのは、二点。
1.答えが、最小11、最大18といろいろなケースがある点。
2.答えが同じになる組み合わせが次の通りにいろいろとある点。
答え11: 2+9(9+2) 3+8(8+3)
4+7(7+4) 5+6(6+5) 計4通り
12: 3+9(9+3) 4+8(8+4)
5+7(7+5) 6+6 計4通り
13: 4+9(9+4) 5+8(8+5)
6+7(7+6) 計3通り
14: 5+9(9+5) 6+8(8+6)
7+7 計3通り
15: 6+9(9+6) 7+8(8+7) 計2通り
16: 7+9(9+7) 8+8 計2通り
17: 8+9(9+8) 1通り
18: 9+9 1通り
数の順序も考慮すると、どうなるか?
11: 8通り
12: 7通り
13: 6通り
14: 5通り
15: 4通り
16: 3通り
17: 2通り
18: 1通り
足し算のケースによって、こういうちがいがあるのです。
したがって、予測させながら一巡したら、上の「数の順序も考慮したケース」をまとめて示す必要があります(学校では、意外にも、あまりなされていないようです)。
ザーッと一巡すると、答えが同じケースがいくつも出てきますから、子どもの頭はごちゃごちゃになります。数学の世界がごちゃごちゃしてはいけません。必ず整理をつけてやることです。
その整理は、ノートまたはその程度の大きさの紙に、一覧表を作って見せる、という方法でやります。たとえば、次のように。
11になる足し算(縦書きのほうが、位取りが明確でいいでしょう)。
2 3 4 5 6 7 8 9
+9 +8 +7 +6 +5 +4 +3 +2
11 11 11 11 11 11 11 11
12になる足し算
以下 略
(2) 数字を見て即答(暗算)
20通りの組み合わせの計40の数字を<A>のときと同じようにカードに書きます。ただ、2と3が少ないので、それだけはそれぞれ3枚は用意します。
まずは、上の組み合わせの順に、2を見せて次に9を見せ、答えを言わせます。3と8、4と7、・・・、4と8、5と7、・・・と順に進み、最終的に、9と9で終わり。
次は、カードを切って、裏にして山積みにし、ランダムに一枚次いで二枚目を開き、答えを言わせます。
9や8が多いので、何度も出てきます。また、ノートなどに示した一覧表では、たとえば6+7は一度きりですが、ランダムだから、数回出てくる可能性があります。
子どもがよくまちがうケースがあったら、それを重点的にやらせますが、一つ注意することがありますよ。
まちがえやすいケースと正答になりやすいケースを親はよくおぼえておき、正答になりやすいケース8割、まちがえやすいケース2割の割合で、上と同じようにして問題を出します。
一般に、練習問題というのは80点はとれるように仕組むものです。まちがいが相次ぐと、達成感がなく、ヤル気をなくしますよ(このブログの「ヤル気」の記事を参照ください)。
(3) トランプ遊び
三人でもいいのですが、二人のほうがやりやすいですね。
1から9までのトランプをよく切って、裏返しで山積みします。
それを中央に置いて、一人ずつ各一枚を開いて、自分のところに置きます。
次に二枚目も同じようにして開きます。
二枚の合計数の多いほうが、開いた計四枚のカードを自分のものとします。
最後に、互いのカードの枚数が多いほうが勝ちです。
これもまた、いろいろとアレンジしてみてください。
<C> 筆算訓練
算数の入門期は、ていねいに段階を踏んでやることです。
これも書きつづけると長くなりますから、次回にします。
ところで、足し算というのは、3桁+2桁だろうと何だろうと、1桁+1桁の計算が基準です。それができれば、どんな足し算もできます。
だから、入門期はほんとに段取りよくやることです。
[繰り上がりのフレーム]
1 □+△の場合、□の補数は何か?
2 その補数を△から取り、残りを1位の数とする。
3 □とその補数で10なので、
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「フレーム」の考えをベースにした「英語のしくみ」の本を書きました。先日、部分的に改訂しました。
(改訂版)
大学生もわかっていない中学英語
日英比較「英語のしくみ」入門
日本語がわかれば、英語はわかる
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なお、この本が次のホームページで絶賛されているという知らせを受けました。それを書いている方はよく読み込んでいらっしゃいますね。
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つづきは、明日あたりにします。






